【フリーランスになる準備~退職届を書いて提出しよう~】

退職届とは、会社に退職の意思を伝える書類です。民法上は2週間以上前に退職したい旨を申し出ることが求められていますが、就業規則では1ヶ月前や3ヶ月に申し出なればならないこともあります。

会社ごとに違うため、あらかじめ確認しておくことをオススメします。ちなみに従業員から退職を願い出ると、一般的には「自己都合退職」となります。退職を決意してからの流れは大きく5ステップです。

退職のステップ

順番に見ていきましょう!

① 上長に報告相談

■いつ:退職を思い立ったその日でOK。
■対策:辞めないように説得されたり、年収UPの交渉をされるでしょうが、そこはきっぱり辞職の旨を伝えます。その時は説得に当たる上司も時間が立てばそれすらも忘れてしまいます。

② 退職日の決定

■いつ:①で上司に辞職の旨を伝えた日から遅くとも1週間以内には退職の日付を決定します。
■対策:ずるずると半年後などと期限を延ばされそうになるかもしれません。大体1~2ヶ月以内に退職するのが一般的でありベターな時期と言われているので、強い意志を持って、その旨を伝えましょう。

③ 退職届の提出

■いつ:退職日が決まったら3営業日以内に提出しましょう。決まりはありませんが、よりあたなの退職への強い意志を示す大切なツールになります。
■対策:退職届は、ネットで無料ダウンロードできます。いくつかサイトを覗いてみて、自分が書きやすいと感じるもの使ってOKです。提出するものは自己保管用に1部コピーを取っておくと良いでしょう。

④ 残務処理、引き継ぎ処理

■いつ:退職が決まり、退職届を提出したその瞬間から残務処理が始まります。
■対策:今までお世話になった社内外の人たちに一言挨拶をします。特に親しい人には直接挨拶に行くといいでしょう。また、すべての業務において、貴方が退職した後にスムーズに作業が進みそうか、を常に想像し、積極的な残務・引き継ぎ処理を行います。

⑤ 会社に自分の所持品があれば持ち帰り、無事退社する

■いつ:退職が決まったその日から出来ることです。
■対策:まず、自分の私物がどれだけ社内にあるかを把握します。荷物が多い場合は、退職日まで少し大きめのサブバッグを持参するようにしましょう。冷蔵庫に残してある食材やドレッシングは使い切ることをお忘れなく。
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