【誰でもフリーランスになることはできるのか?】

「フリーランス」という言葉を聞くと、大それたイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?

フリーランスになることは、誰にでも出来る事なのか・・・?

それに対する答えはYes

会社に退職届を提出し、「自分はフリーランスとして仕事をします!」と言えば、フリーランスになれます。また、昨今市場が拡大しているクラウドソーシングのマッチングサイト(案件とエンジニアを繋ぐサイト)で依頼主から仕事を受ければ立派なフリーランスと言えるでしょう。

筆者もエンジニアさんのお仕事探しを支援しているのですが、20代でフリーランスになっている方や、60代以上の方々までたくさんいらしゃいます。幅広く色んな方がいらっしゃるので、案ずるより産むが易しで、誰でもフリーランスを始められるのです。その理由を皆様にはお伝えいたします。

理由その①

フリーランスという働き方がポピュラーになってきている

フリーランスを特別だとか、難しそうと感じて、自分には出来ないと思う方は多いと思います。しかしフリーランスというのは、働き方の一つに過ぎません。毎日夜中まで、仕事をしているフリーランスもいれば、平日はごく普通の会社員で、週末にだけ仕事をしている人もいます。家事の合間に作業する主婦のフリーランスもいますし、半分フリーターのようなフリーランス(開業して間もないフリーランス)もいるでしょう。

また、スキルも様々です。有名企業のサイトを制作できる程の実力者もいれば、まだまだこれからの人もいる。意外に思われるかもしれませんが、スキルもピンキリで、それぞれに見合った仕事や案件があることもまた事実です。

理由その②

フリーランスに高いスキルは必ずしも必要ない!

フリーランス=スキルがあるという考えは、世間一般的には「フリーランスはスキルがあるからなるもの」という常識が根強く残っているからなのでしょう。

確かに1990年代までは、仕事ができないフリーランスはあまりいなかったのは事実かもしれません。フリーランスんのアナウンサー、ジャーナリスト、イラストレーター、ライターなど、会社で十分に経験を積んでから独立するものでした。当時、フリーランスになるには、会社勤め中に得られる4人脈・ツテ・コネが何よりも大事だったので当然のことと言えるでしょう。

しかし、インターネットの登場、そして普及により、フリーランスは大きく変わりました。アナウンサーなど特殊な例を除き、いくらでもネットを使って自分を売り込むことができるようになりました。ひいては、人脈・ツテ・コネが無くても、ネットで仕事を獲得できるようになったのです。さらっと言いましたが、これはものすごく大きな時代変革です。

そこそこ大きな企業の、優れたWebサイトを高い金額で提供するのもフリーランスですし、街の小さなお店の簡単なWebサイトをメインに、小さく活動するのもフリーランスです。案件紹介サイトを覗いてみると分かると思いますが、実は多種多様なレベルやジャンルでフリーランスエンジニアを求めている企業が多くあります。

必ずしも、業務経験が長く(その分だけ依頼費用が高い!)スキルに長けている人だけが求められる時代は終わったのです。

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