【誰でも出来る!確定申告の出し方 その2】

それでは青色申告承認申請書をかいてみましょう。エクセルのフォーマットは下記からダウンロードできます。

所得税の青色申告承認申請書ダウンロードはこちら

青色申告承認申請書の書き方     

■税務署長・納税地・上記以外の住所地・事業所等

ITフリーランスの場合は、通常事務所を用意せず自宅で開業となると思いますので、その場合は「納税地」の「住所地」を○で囲んで、「納税地」に自宅の住所・電話番号を記入してください。事務所を用意し事務所を納税地にしたい場合は「事務所等」を○で囲み、「納税地」に事務所の住所・電話番号を記入してください。更に「上記以外の住所地・事業所等」に自宅の住所・電話番号を記入してください。事務所を用意するけど納税地を自宅にしたい場合は逆に「居所地」を○で囲み、「納税地」に自宅の住所・電話番号を記入し、「上記以外の住所地・事業所等」に事務所の住所・電話番号を記入してください。「税務署長」の左欄は納税地の管轄税務署名を記入します。管轄税務署はここから調べられます。

    

■提出日

この届を提出する日付を記入します。とりあえずここは空白にしておいて税務署に持っていった時にでも記入すれば良いでしょう。

    

■氏名

あなたの氏名・フリガナを記入して、印鑑を押してください。印鑑は認印やシャチハタでも大丈夫です。

    

■生年月日

あなたの生年月日を記入してください。

    

■職業

職業は「システムエンジニア」とかで良いでしょう。

    

■屋号

屋号とは法人で言う所の社名みたいなものです。個人事業主でお店を開く人なんかは記入しますが、ITフリーランスの場合は、あまり屋号は付けない事の方が多いですが、付けたい人は屋号を考えて記入しましょう。付けない人は空欄で構いません。

※ここまでは基本的には先に記入した「開業届」と同じ内容を記述してください。

    

■事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地

自宅のみの場合は、「名称」は特に記入せず、「所在地」に自宅住所を記入してください。事務所がある場合等は必要に応じて事務所の名称や住所も記入してください。

    

■所得の種類

「事業所得」を○で囲ってください。

    

■いままでに青色申告承認の取消しを受けたこと又は取りやめをしたことの有無

今回がはじめての申請であれば「無」を○で囲ってください。

    

■本年1月16日以後新たに業務を開始した場合、その開始した年月日

1月16日以降に、事業を開始する場合は日付を記入します。開業届に記入した開業日と同じで大丈夫です。

    

■相続による事業承継の有無

新規に開業するのであれば、「無」を○で囲ってください。

    

■簿記方式

「複式簿記」なら65万円の控除が受けられます。「簡易簿記」ですと10万円の控除になりますので、特に理由が無い場合は「複式簿記」を○で囲みましょう。一般的な会計ソフトやクラウド会計等は基本的には複式簿記に対応しています。

    

■備付帳簿名

一般的な会計ソフトやクラウド会計等を使うのであれば、とりあえず「現金出納帳」「売掛帳」「買掛帳」「固定資産台帳」「総勘定元帳」「仕訳帳」「その他」を○で囲めば大丈夫でしょう。

     

上述の内容だけでOKだと思います。後は空欄でも大丈夫でしょう。それでも分からないことがあれば、弊社またはあなたが提出予定の税務局に問い合わせをすると安心です。

ITフリーランスエンジニアに興味が沸いたらこちらへどうぞ